あがり症改善を妨げになる友人
私は人からどう見られているのか意識し過ぎる性格の
ためにあがり症になってしまいました。
それも少年時代は症状を出すこともめったになかった
のですが、成人してからはだんだん自己評価が悪く
なっていき、そのせいであがり症の症状が
出てしまう時が多くなりました。
異性に関しては特にどう見られているのか気になって
しまいました、彼女もいない時がほとんどで
自分は女性にモテない、かっこよくないと思い込み
歩んできた人生についても友達は少なく自分は
最低レベルの人間ではないかと思うと
自己評価を自分で、どんどん下げていきました。
人の目を気にする性格⇒⇒自己評価が低い
⇒⇒あがり症悪化
このような負の連鎖におちいっていきました。
この精神的に不安定な時期に外部からも悪い圧力
を受けるようになりました。
それは何と一番仲の良かった友達でした。
世の中の20代と言えば、仲間でわいわい楽しく
遊んでいるのが目につきます。
自分はどうか、いつも独りじゃないかと落ち込んで
いきます。
誰でもいいので同年代の仲間が欲しいと思ってしまい
ます、一緒に遊んでくれる人がいたら多少の嫌味や
悪口などを言われての我慢して付き合う人が多いと
思います。
自分もそのような弱い人間でした、40代にもなれば
嫌な人間と付き合うくらいなら1人でいたほうがいい
と考えることもできますが、、、
私の中では唯一の親友と思っていた友達は、
私がデパートなどの女性が多い場で
緊張してしまい顔から汗をだらだらとかくのを見て、
「かっこ悪いな〜」と言いました。
私も若さゆえに、たしかにかっこ悪いな、汗をかかな
いようにしなくてはと思っても自分があがり症だと
いうことにも気づいていないので、
対処法などについても考えたことなどもありません。
デパートなどに行く際は今日は緊張しないぞと
いきこんでいきますが、、、
また緊張して汗がでます、なんでだろうと悩みます。
汗をかく⇒⇒かっこ悪いと言われる⇒⇒
自分でも汗をかくのはかっこ悪いと思う
このような負のスパイラルを繰り返しました。
仕事場で毎日なるということではなく、たまの休日に
なるぐらいなので、時間がたつとまあいいやと
なってしまいます。
これが毎日だったらさすがにどうにかしたいと
危機感を覚えるのでしょうが、この自分でも
汗をかくのはかっこ悪いと思うことは、ゆっくりと
ですが私の心に擦り込まれていきました。
たとえば、そんなに美人ではない女性が毎日のように
周りから美人と言われ続ければ、自分は美人だと
思うようになりますよね、それと同じです。
汗をかくたびに、かっこ悪いと言われそれが何年も
続きました。
その間はカウンセリングなどはいっさい受けません
でした、相談できる人もいませんでした。
長い月日を経て私の心には、巨大なあがり症、
社交不安障害が出来上がりました span>。
今はその親友であった友人とは付き合っていま
せんが、そのことで彼を恨んではいません。
20代の若者に自分の発言で人の病気を悪化させる
ことを認識をさせるのは無理だからです。
私はこのような人生を送ってきたので、あがり症を
悪化させ病歴も長くなり治すまでも長い年月を
必要としました。
あがり症を早く治すには少しでも
あがり症の病歴は短いほうが早く治せます。
自分の症状を悪化させる友人ならば付き合わない
ほうが良いです。
私は思いました、、、そんな友人しかいないのなら、
あがり症に関して言えば独りでいたほうがいい!